いよいよ夏休みですね。 ご家族等でいろいろな所に出かける機会も多いと思いますが、羽目を外しすぎないように注意して楽しい夏休みにしたいですね。
さて、当事務所にも社会保険労務士事務所が併設されておりますが、6月1日から7月10日まで労働保険の年度更新がありました。
労働保険料は労災保険料と雇用保険料とを合わせて事業主が納付しますが、労災保険料については事業の種類ごとに保険料率の定めがあって事業主が全額負担します。雇用保険料は事業主負担のほか被保険者負担があります(21年度は0.4%負担)。給与から差し引かれてますよね。
労災保険は労働基準監督署が窓口となって、個人・法人を問わず1人でも労働者を使用している事業所に強制的に加入が義務づけられています。対象となる労働者は、正社員のほかパートタイマー、アルバイト等(事業主との間に使用従属関係があって賃金が支払われている方)です。雇用保険は公共職業安定所(ハローワーク)が窓口となっています。
労働保険は労働にまつわる不安や障害から労働者を保護するための制度とも言えると思います。雇用情勢の不安等もあり厳しい状況ですが、労働者のみなさん(私もですが)、また現在就職活動されているみなさん、なんとか頑張っていきましょう!
梅雨も明け暑さ厳しい季節が続きますが、どうか体調を崩されないように気をつけて下さいね。