新年明けましておめでとうございます。本年も弊事務所をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、2011年第1回目のブログとなる今回は、地方税ポータルシステム(以下、eLTAX)についてお話をしたいと思います。eLTAX(エルタックス)とは地方税における手続きを、インターネットを利用して電子的に行うシステムです。簡単にいいますと、国税電子申告・納税システム(e-Tax)の地方税版です。弊事務所がございます栃木県足利市では、昨年の4月よりeLTAXの利用が可能となり、法人市民税の申告は紙の申告書を持って市役所に出向く必要がなくなりました。eLTAXの利用は無料ですが、電子証明書(ICカード)を作成することや、そちらを読み込むICカードリーダライタが必要となり、少々費用がかかってしまうのがデメリットと言えます。このデメリットを解決するのが「税理士の代理送信」です。税理士の代理送信とは、税務書類作成の委嘱を受けた税理士が納税者の申告書等のデータを作成して送信する場合、納税者の電子署名を省略し、税理士の電子署名の付与のみで申告書等を送信することです。
今月4日より給与支払報告書ならびに償却資産税の申告もeLTAXにて行うことができるようになりました。弊事務所でも積極的に活用してまいりたいと思っております。e-Tax、eLTAX共に、是非弊事務所にお任せ下さい。
これからますます寒くなりますが、健康管理には十分気をつけ、今年も元気に頑張りましょう!
1月5日
R.K
2011年1月5日