今年の夏は猛暑日が続いています。最高気温が40度を超える日もあり、ここ足利でも冷房無しではいられない日が続いております。気候は快適ではありませんが、e-TAXについては平成30年度の税制改正により利便性が向上し快適度が上がりました。
具体的に利便性が向上したのは以下の4点です。
- 収用証明書等の添付を省略
- イメージデータ(PDF形式)により送信された添付書類の紙原本の保存不要化
- 法人申告書における自署押印規定の見直し
- 代表者から委任を受けた役員又は社員の電子署名による電子申告
上記のうち1と3については書面での申告にも適用があります。個人的には3の自署押印規定の見直しが今回のポイントだと感じております。内容としては、平成30年4月以降に提出する申告書から代表者及び経理責任者等が自署し、自己の印を押さなければならない旨の規定が廃止されたというものです。これまでは関与先様に多くの箇所に自署押印していただく等、ご面倒をおかけしておりましたが、今後はもっとスムーズに申告手続きを進めることができると思います。
詳しくは下記、国税庁ホームページをご覧下さい。
平成30年度税制改正に伴い実施するe-Taxの利便性向上施策について
http://www.e-tax.nta.go.jp/topics/topics_3004_zeikai.htm
上記のみならず、税務に関してご不明な点がございましたら、弊事務所までお気軽にご相談下さい。