11月になりました。朝晩は冷え込むようになり、段々と冬に近付いていることを感じられるようになりましたね。
また、もうこんな時期なんだなと実感したものがあります。それは、加入している保険の「生命保険料控除証明書」が手元に届いたことです。そろそろ皆さんのお手元にも届き始めているのではないでしょうか。
「生命保険料控除」は平成22年度の税制改正で見直され、「一般生命保険料控除」、「個人年金保険料控除」と別枠で「介護医療保険料控除」という枠が設けられました。この改正は平成24年分以後の所得税(平成25年度分以後の住民税)から適用となり、対象となるのは平成24年1月1日以後に締結した保険契約からとなります。平成23年12月31日までに締結した保険契約などに係る控除については、改正前の取り扱いとなります。なお、更新型の保険に加入されている方は、平成24年以後更新されれば新規契約扱いになり、改正後の生命保険料控除が適用されるので注意が必要です。また、加入する保険を転換した場合も同じ取り扱いになります。
改正後の取り扱いとして、各保険料控除の控除限度額は所得税が4万円(住民税は2.8万円)、合計で12万円の生命保険料控除(住民税は7万円)となります。今年、新たに保険契約をされた方は控除額について確認されてみてはいかがでしょうか。
早いもので今年も残すところあと2ヵ月となってしまいました。寒さ対策をしっかりとして冬に備えてまいりましょう。